疾患別解説① 五十肩;原因と治療法

「五十肩」や「四十肩」とは俗称で、正しくは『肩関節周囲炎』と言い、肩を動かしずらい状態の総称です。

肩関節周囲炎の原因は、老化、動かし過ぎ、動かさな過ぎ、肩関節周りの腱や靭帯の損傷、肩関節周りの腱や靭帯の変性、肩関節周りへの石灰沈着など、様々です。

主な原因筋としては、「上腕二頭筋」と「棘上筋」があります。

主な症状は、疼痛(運動痛、自発痛)と運動障害です。

肩関節周囲炎の検査法として、以下の2つがあります。

ヤーガソンテスト
検者は患者の前方に位置し、患者の上腕を体幹の外側に付け、肘関節を90°屈曲させる。
右側を検査する場合、検者の右手で患者の肘関節内側を固定し、左手で前腕後面下部をつかむ。
患者に前腕を回外するよう指示し、回内方向へ抵抗を加える。
この際、肩関節に痛みがあれば、「上腕二頭筋」の損傷が疑われる。

ペインフルアークサイン
肩関節を他動的に外転すると、外転30°~110°の範囲で疼痛が強く、さらに外転すれば痛みはなくなるが、最大挙上位から次第に上肢を下げていくと、 外転110°~30°の範囲で痛みを生じる。
この場合、「棘上筋」の損傷が疑われる。

代表的な治療法として、『コッドマン体操』があります(下図参照)。

お風呂などで温めたり、軽いストレッチやマッサージも有効です。

また、肩関節周囲炎に効果的なツボを以下に記します。

・ 肩井(けんせい)
 : 第7頸椎(首の付け根の最も盛り上がった骨)と肩の先端の中点。

・ 膏肓(こうこう)
 : 肩甲骨の内端で、第4胸椎と第5胸椎の間にあるくぼみ。

・ 臂臑(ひじゅ)
 : 上図参照

・ 肩髃(けんぐう)
 : 上図参照

・ 巨骨(ここつ)
 : 上図参照

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