疾患別解説⑩ 脱臼(だっきゅう);原因と治療法

脱臼』とは、「相互の関節面が完全に接触を失った状態」を言います(下図参照)。

原因により、以下のように分類されます。

先天性脱臼
 脱臼部位として、「股関節」が最も起こりやすいです。

外傷性脱臼
 外的な衝撃によって起こるもので、関節包を破って骨頭が逸脱します。

習慣性脱臼
 外傷性脱臼が正常に治らない場合に起こるもので、簡単な外力でしばしば脱臼してしまうものを言い、「肩関節」で起こりやすいです。

特徴的な症状として、関節患部の腫れ、痛み、変形、バネ様固定(※)などが見られます。
 (※) 脱臼の部位や方向によって見られる特有の肢位で、他動的に動かすことによりある程度は動くが、弾力性の抵抗があり、手を放すと元の位置に弾発的に戻ってしまう状態を「バネ様固定」と言います。

治療として、患部の整復冷却固定機能訓練(リハビリ)が重要となります。

Follow me!