疾患別解説㊻ 大動脈瘤 ;原因と症状

大動脈瘤』とは、大動脈の壁の一部が嚢状に膨れて、動脈が太くなった状態を言います(図1参照)。

図1

好発部位として、「腹大動脈」が最も多く、次いで「胸大動脈」で多く起こります(図2参照)。

原因は粥状硬化によるものが多く、高齢男性に多く見られます。

その他、マルファン症候群、梅毒、特発性(※)によるもの等があります。

※原因が不明であること

始めは無症状で経過することが多いですが、動脈瘤が大きくなると諸種の圧迫症状を呈します。

すなわち、「腹大動脈瘤」では腹痛腹部膨満感など、「胸大動脈瘤」では胸痛嚥下困難などを呈します。

検査法として、胸部や腹部のX線検査を行い、CTMRI検査で精査を行います。
さらに、MRA検査で動脈瘤の大きさや位置を診断します。

内科的治療として、降圧剤や抗凝固剤などの薬物療法が行われ、外科的治療として人工血管置換術が行われます。

Follow me!